古民家の個人売買・登記に関する記録

古民家を個人売買で購入し、司法書士を通さずに個人で登記を済ませました。不動産の知識がない私でもネットで勉強して準備すれば、時間はかかりましたがなんとか登記まで終えることができました。とはいえ、売主さんがある程度不動産のやりとりに慣れている方だったので、助かった面もあります。
この記事では、私がやったことや失敗から学んだノウハウなどをシェアしたいと思います。各段階で必要な書類や持ち物も詳しく書きました。ただし当方はその道のプロではありませんし、時代とともに変わる部分も出てくると思いますので、あくまで「この人の場合はこうだったんだな~」くらいの感覚で読んで頂きたいです。
この記事を読んでやってみようと思われた方には、この記事を参考に、不足情報は別のサイト等で補完しつつ手続きを進めて頂ければ幸いです^^

目次
個人で登記するといくら節約できる?
まずは物件を書類で確認する
土地の境界を確認する
売主さんに必要書類の準備をお願いする
売買契約書を作成する
委任状・登記原因証明情報の作成
登記申請書の作成
契約書の内容と売買金額の確認・交渉
所有権移転申請
登記完了後の書類受け取り
最後に

個人で登記するといくら節約できる?

司法書士を通すと一説では8~12万円かかるとも言われますから、そのぶんを節約できたことになります。
・・・とはいえ、私たちの場合は遠方の土地建物を買ったので、何度も往復するのに使った高速道路代やガソリン代などを考えたらどれだけ節約できたのか怪しいですが、売主さんや法務局へ行くついでに購入した古民家でシロアリの薬を撒いたり、草刈りをしたり、ご近所さんとの交流を深めたり、残置物の撤去状況を確認したり、行けばやれることは色々あったので、これはこれで良かったと思います。

不動産関係の用語や手続きの勉強にもなり、世の中のことがもっとよく分かるようになりますので、私はやって良かったです。ただし平日に何度か休みを取る必要は出てきますので、平日休みが取りにくい人は要注意です。

また、個人売買では売主さんと何度も連絡を取りますし、お互いに信頼関係が築けるかという点が非常に重要になってきます。もし面倒なことになりそうだと感じたら、司法書士を通すのもいいと思います。

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