34歳バツイチの私が外国人夫を見つけるまでに行った10のこと

ありのままのあなたを愛してくれて、思いやりにあふれ、
料理好き・・・そんな夫と一生を共にしたくないですか?

もちろん、アメリカ人だからといって皆が皆そうであるわけでないのは分かっています。ことさら国際結婚をおすすめするわけでもありません。

でも私の場合は前夫(日本人)との結婚生活から、いわゆる亭主関白気質とか、(昭和的な)理想の妻像を求められることに辟易してしまったのです。

元々海外志向があったこともあり、次第に私には欧米人のほうが合っているのではないかと考えるようになりました。欧米人のほうが、夫婦の関係が対等であったり、愛情表現が豊かだったり、家事・育児に協力的だったり、そういう人に出会える確率が高いだろうと思ったのです。

以下は私が離婚後、今のアメリカ人の夫と出会うまでにやったことです。

1. 一人暮らしをする

アメリカでは大学に入るか卒業するくらいで家を出て自立することが一般的のようです(学費を自分で払っているかどうかはともかくとして)。
私の場合は元夫に「お前は一人暮らしもしたことないからこんなことも分からないんだ」とか散々バカにされたのが相当頭にきていたので、離婚後しばらくしてから実家を出て一人暮らしを始めました。
結果的に料理スキルも上がり、生活力もついて、精神的な自立もできたのでこれはとても良かったです。
私が男性を選ぶときにもやはり実家暮らしの男性よりは一人暮らししている男性の方が、自活する能力がありそうと思いますから。
お互いの家を行き来する自宅デートもしやすいし、自立している印象を与えられますから、一石二鳥ですね☆
あと私の場合、一人暮らししていると段々さみしくなってきて、「このままずっと一人だったらどうしよう」という不安な気持ちが「早く彼氏を作りたいからどんどん探すぞ!」という原動力につながりました。

2. 黒髪ストレートにする

元々ストレートヘアーでしたが、髪色は大学以降ずっと染めていました。
離婚してしばらくして、私には外国人が合っているかもしれないと思い始めたので、外国人ウケする髪型をネットで調べました。やはり日本人と言えば黒髪ストレートが人気のようです。
30過ぎた年齢でマッチングアプリで相手が見つかるかどうか?という不安もあり、少しでも若く見せるために前髪も作りました。結果的に日本人形みたいな髪型になりましたが(笑)ちょうど時代的にも?周りの年代的にも?黒髪に戻す人も増えてきていましたし、職場でも違和感はなかったと思います。何よりプリンになるたびにヘアカラー代を払わなくて良くなりました。ヘアカラー材で頭皮を痛めることもなくなります。
そしてもちろん主人は私の黒髪ストレートロングヘアーが大好きです。
作戦成功ですね☆

3. 歯をきれいにする

欧米人は歯並びやその白さにこだわる人が多いそうです。
日本人はそこまでシビアにパートナーの歯をチェックしていないようですけど、やっぱり歯の汚い人とよりは、きれいな歯の人とキスしたいですよね・・・。
私はといえば、歯が弱くて歯科治療の跡がたくさんあり、前歯も詰め物が古くなって一部が黄色くなっていました。
これでは見た目が良くないと思い、審美治療もやっている歯科へ行き、特に人から見えやすい前歯にセラミックでお面をかぶせるような処置をしてもらいました。保険適用されませんのでお金はそれなりにかかります(歯1本あたり数万円かかったと思います)。
それまでは変色した部分が見えるのが嫌で、思い切り笑うことができませんでしたが、それからは気にせずに笑うことができるようになりました!
やはり女は愛嬌!笑顔が大事ですから、これは本当にやってよかったと思います。
ちなみに夫は私の歯をよくチェックしてます。少しでも歯の隙間が黒かったりすると「歯医者行った方がいいんじゃない?」と言われます。
昔の歯の状態はとても見せられません・・・。

4. 自分磨きをする

自由時間は極力婚活に割かなくちゃ!という焦りもあったのですが、
ただ男性に会っているだけでは成長できないですよね。

それに婚活ばっかりしていると、趣味とか休みの日にやっていることを聞かれたときに何も言えなくなってしまいます。

友達と山登りしたりスノボ行ったり、マラソンやトレランの大会出たり、我ながら結構アクティブに過ごしていたとは思いますが、何か勉強系でも自分磨きをしていた方が魅力的に見えるかも!と思い、私の場合は日本語教師養成講座に通うことにしました。

試験対策講座含めて、70万円くらいでした。
こんな出費、元夫と結婚しているときだったら絶対許されなかったと思います。
契約前には
 私「額が大きいんでちょっと親に相談してから・・・」
 営業担当「いや親は関係ないと思いますよ」
とか言われて、営業トークとは思いつつも、私もいいかげんこういう親の呪縛(自分でかけてるんだけど)を解いて自分で自分のことを決められる大人にならなきゃなぁってハッと気づかされたり、そんな成長の機会もありましたね(遅)。

この資格を取ったら海外で働けるかも、仮に日本語教師にならなくても教養にはなる、資格も残る、学校で海外志向の日本人男性と恋に落ちるかも、外国人とデートするときに「日本語教えてあげられるよ☆」とか口実になる、ボランティアで日本語教室で先生をしているうちに出会いがあるかも、定年後の仕事に・・・とか色々考えて、結局申し込みました。(動機が一部不純で申し訳ありません汗)

結論としては、日本語教師にはなっていません。
教養として学ぶにはとても面白かったですが、日本語教師のお給料ってとても低くて、一人で食べていくのはしんどい職業なんです。

でも社会人になってから初めて自分のお金を払って何かを学ぶのって、すっごくやる気が出るし、異業種の友人もできて、先生とも仲良くなって、大学時代とは比べ物にならないほど楽しかったですよ。
一年間土日を使って学校に通いましたが、ただ会社とアパートの往復をするよりは断然充実していましたね。

婚活に繋がる効果があったのかというと、この学校に通っている間、デートしていた外国人(文系の学究肌の人)には「前向きに勉強している子」という良いイメージは与えられたような気がします。英語と日本語教えあったりして。まぁその人とはうまくいきませんでしたが、結果的に英会話能力は上がったと思います。

ちなみに主人はそれほど気にしていないようですね(笑)。
夫婦間でガチで言語を教えあうのは夫婦仲を悪くするリスクがあると思っている人ですし。
でも何か新しいことを勉強する前向きな姿勢はきっと評価してくれていると思います。

ただ・・・今思うと、エンジニアのためのスクールに通ったほうが良かったなと思います。現実的に本業や副業に繋げられるし、収入アップに繋がりそうだからです。当時は自分がソフトウェア会社に勤めることになるとは想像していなかったし、とにかく外国人と何か接点得られることを!って感じだったので。まぁ、今が幸せなので、結果オーライということにしておきましょう(笑)。

5. 一人旅に出る

離婚後は、羽を伸ばすかのように海外旅行に行きまくりました。
私は元々海外旅行が大好きなのですが、元夫はまったく海外に興味がない人で、主人との旅行はいつも国内旅行でした(ハネムーン含む)。私の希望が通ることなんてなかったんです。

私は基本的に一人で旅するタイプではありません。この頃行った旅行もほとんどは母とだったり、現地にいる友人を訪ねていったり、という感じでした。
でも離婚後1~2年はプチメンタル状態だったので、なんだか自分探しに行きたいなぁ、傷心ひとり旅にでも行くか・・・という気分もあったのです。

そんな中、目に入ったのがスペイン巡礼の旅を綴ったブログ。
リアルドラクエ的な景色を見て、この景色が見たい!
こんな体験がしてみたい!と思いました。

巡礼に関して入念に調査と準備をし、パリ観光–>高速鉄道TGVでスペイン国境付近へ南下–>スペインで巡礼の旅を数日–>バルセロナ観光–>帰国というプランを立て、飛行機とパリの宿とTGVだけ予約して飛び立ったわけです。

結果としては素晴らしい旅になりました。ほんの5日間しか参加できなかった巡礼の旅ですが、旅の仲間に恵まれ、様々な経験をし、私の人生の中で指折りの濃い5日間でした。

何より一人でフランス~スペインをフラフラできたことは自信に繋がりました。元夫にずっと下に見られていたせいで、私の自己肯定感はかなり落ちていたのですが、だいぶ癒されました。

そしてこの経験を初デートで現夫に話したところ・・・

見事に刺さりました!

彼が彼女に求める条件が「海外経験があること」「英語が話せること(仮に彼自身が彼女の母国語がペラペラだったとしても)」だったんですね。前者の理由は「世の中には自分の街を全然出ない人もいるけど、そんな子はつまらない」というもので、後者の理由は「自分とのコミュニケーションがちゃんと取れるから。自分の家族とも話せるから。海外に行った時も話に付いてこれるから。世界が広がるから。」だそうです。

夫も海外旅行好きですし、個人旅行を自分で組み立てて実行に移せる行動力をアピールできたのも良かったのかなと思います。

ところで、自分探しの旅と書きましたが、自分がどういう人物か?っていうことについて私はあまり発見はなかったかなーと思いました笑。
でも、自分の価値観をアップデートしたり、自分に自信がついたり、会社のトイレの便座が冷たいことが不満だったけど、諸外国よりきれいだからありがたいんだってことに気付かせてくれたり、自分の成長に繋がります。
自分を探すというより、自分をレベルアップさせる感じでしたね。

6. 自分から探すことを諦めない

前述の学究肌の彼は、元々「彼女は作らない、いずれ国に帰るし」と、はっきり言ってくれていたにも関わらず、私が勝手に諦めきれずに「もしかしたらいずれ心変わりしてくれるかも」なんて思いつつたま~に会っていたのですが、一年くらいしてようやく諦めがついてきました。
そこでまたマッチングアプリで相手探しを再開!
ところがなかなかいいなと思える人がいない。
毎日、探しても探しても、もう写真の時点で、いいなと思える人がいない。

半径〇〇km以内の男性にはすべて目を通してしまい、
「この付近にはもう表示できる人がいません」
とか画面に表示されるまで探しましたよ。ええ。

これはまずい。

スピードデーティングは1回行った。
恋活パーティーも2回くらい行った。
マッチングアプリの検索距離は広げた。

どうする?どうやったら外国人の好青年と出会えるの!?

もうH〇B BARに行ってナンパ待ちするしかないんだろうか。
H〇B BARでの出会いの質が悪いらしいってことはネットで読んでいるけれど。

そんなことを考え始めた矢先・・・
その日もマッチングアプリを開いていると・・・

隣県のド田舎にいたーーーーーーーーーー!!!!!!
ストライクゾーンの20代後半!

彼のプロフィールに住んでいる村の名前が書いてあったので調べると、当時私の住んでいたところから1時間40分くらいの距離でした(高速道路使用)。
うん、いける!!!

しかも、マッチしたーーーーー!!!

早速チャットして会う約束を取り付けたのでした。
それが今の夫です。

諦めないことって大事ですね!!!

7. 合わない人はスルーする

マッチングアプリはいくつか掛け持ちしてました。
こういうアプリにはいろんな人がいますので、
自分を守るためにも相手探しは慎重に行う必要があります。

まず写真が上半身裸だったり、ベッドの上で自撮りしてるみたいな
いかにも体目的な分かりやすい方はスルーします。

あとはプロフィールのコメントに
「今、日本を旅行中なんだ~!S〇Xしたいだけだからそれを分かってくれる人だけよろしくね!」みたいに分かりやすく書いてくれてる親切な方もスルー。※基本的に旅行中の方は先に繋がる可能性が低いと思います。

プロフィールのコメントが意味不明な人も避けてましたね(私の英語読解力がないだけか?)。そういう人で私にとって魅力的に映る人はいなかったですけど。

あとはとりあえずチャットしてみて、急に「ムラムラしてきちゃったw」とか言い出す人もスルー。

チャットでデートの約束まで取り付けたあと、一週間くらい連絡しなくて、前日に「明日どこで待ち合わせしよっか?」って連絡したら「君みたいに連絡をくれない失礼な人はお断りだ!」みたいなよく分からない人もスルーしましたね。(そう思うならそっちから連絡くれても良くない?)

あとはマッチしたものの、他に優先したい人がいてチャットの返事を返さなかった人がいたんですが、しばらくしてから「返事くれないの?」みたいなメッセージが来たときに、何も返事しないのもちょっと悪いなと思って「ごめんなさい、もう連絡はしません」と短く返したら、「君がその年まで独り身の理由が分かったよ。b〇tchだからだ!!」みたいな罵声コメントを返してきた人もいました(実際はもう少し酷い書き方だったけど覚えてない)。これはもう通報ですね。
この人は他のアプリでも見かけましたけど、通報数がそれなりに溜まったのかアプリから「要注意人物」ってアラートが飛んできましたね。

このように、写真・コメント・チャットの様子で、ある程度変な人はフィルターかけられると思いますので、変な人に引っかからないように皆さんもお気をつけください。自分を守るためと、時間を無駄にしないために!

8. 日本人に接するときと同じ態度で英語が話せるようにする

まず英語力は必須と思います。なぜそう思うのかは別の記事でまとめようと思います。ここでは英語を話すときの態度に焦点を当てたいと思います。

ある程度英語が話せても、なんとなく距離感のある話し方だったり、外国人を目の前にしておどおどするような態度ではやっぱり恋は始まらないと思うんですよね。

英語を聞き取らなきゃ!って緊張するのは仕方ないんですが、それをなるべく表に出さないで平静を装う能力が必要な気がします。

あとは日本人の仲の良い友達と話すときのような自然な表情とやりとりができること。そうすると、外国人の側も、ひとりの人間として応対してくれている、と感じられると思うんですよ。

9. 自分がパートナーに求めるものを明確にする

私は前回の結婚を通じて結婚相手に求めるものがガラッと変わりました。前回の結婚で何があったかは以下の記事をお読みください。

モラハラ夫と離婚して結婚相手に求めるものが変わった話(現在非公開)

要約すると、以前は結婚相手にステータスを求めていました。離婚後は、相手の収入や肩書にはこだわらなくなりました。

今の私が結婚相手に求める主な条件は以下です。

  • 料理ができる
  • 家事に協力的
  • 私の人格を尊重してくれる
  • 私のことを心の底から愛してくれる
  • 私も相手のことを愛せる
  • 英語が話せる
  • 海外旅行好き

ただし相手の収入にこだわらずに理想の人と結婚するには、相手を養えるくらいの収入が必要です。

イギリス人と結婚した友人が言っていましたが、彼女のまわりで国際結婚をしているひとたちは、妻(日本人)が大企業勤めであったり、看護師であったり、堅い仕事に就いていることが多いそうです。外国人が日本で安定した職に就くのは(特別なスキルがない限り)結構難しいと思うので、とても納得してしまいました。

10. 自分を安売りしない

アメリカのデーティング文化では、告白をしないとか、お試し期間があるとか言われています。お試し期間中に体の関係を持つかどうかも、本人たち次第のようです。こういう情報を見てしまうと、求められたときに、ここで断ったら先がなくなるのでは?と不安になってしまいますよね。

私は、結婚を見据えた真面目なお付き合いをしたいのであれば、付き合う前に体の関係を持つのは避けたほうが良いと思います。

真っ当な人ならそこで無理強いしないし、そもそも求めてきません。

私の現夫の場合は3回目のデートのあと、LINEで話しているときに「今度旅行に行こうよ!」と誘ってきたのですが、私が「彼氏でない人とは旅行に行かない」と言うと「じゃあ彼女になってくれる?」と告白してくれました。

これは彼が既に日本の告白文化を知っていたからというところも大きいですが、見事に誘導尋問が成功しましたね(笑)。

告白のあと会ったときには花束を持ってきて改めて告白してくれました。

確かこの日のデート中に、「日本にいる間だけ楽しめればいいような彼女がほしいんだったら、付き合わないよ。あなたが私との将来を考えられるのであれば付き合う。」ともはっきり宣言しました。

当時彼は27歳、(私の感覚では)真面目に考えてくれるか微妙なラインだったと思います。

彼は「僕も今は将来を考えられる人と付き合いたいと思っているよ」と言ってくれました。

相手に流されずに、自分の意見を伝えるのは大事ですね!

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